ボルドー収穫レポート
9月、収穫真っ最中のボルドー地方を、当店スタッフが訪れました。
ワインラバーにとって、美しいワイン畑、荘厳なシャトー、長い歴史と文化を誇る世界屈指の銘醸地ボルドーは、いつ来ても心躍る場所。
ですが、手塩にかけて育てたブドウがワインへと変化していくこの時期は、やはり他のシーズンにはない特別な高揚感でいっぱいになります。
ブドウ収穫
美味しいワインは美味しいブドウから。
まずは畑でしっかりと選果されます。
ブドウが実るのは、地上から約50cm程度のため、収穫時は常に中腰!重労働です。

ブドウを醸造所へ移動
収穫されたブドウは酸化しないよう、急いで醸造所へ運ばれます。
シャトーによっては、畑の中に選果台を置いているところもあります!
選果台で更なる選定
途中で混じってしまった枯葉や傷んだブドウを、人の手で丁寧に取り除きます。
またこの選果台自体もブルブルと振動しており、細かなごみ等が下に落ちる仕組みになっています。

除梗
ブドウの茎を機械に通して取り除きます。
機械を通すことによって、キレイに軸が取り除かれます!
光学式カメラ
さらに厳密に完熟度の高いブドウをより分けるために、光学式カメラを使って、重さや色にて、健全な果実のみを選果するシャトーも。
非常に高額な機械のため、すべてのシャトーが導入しているわけではありません。
タンクへGO
粒のみになったブドウはまるでブラックキャビア!
美しくつやつやと輝いています。
タンクへ移動させ、発酵開始!
区画や樹齢毎に細かくタンクをわけて管理します。
ここからタンクの中で3週間ほど、アルコール発酵が行われます。
その間もルモンタージュ(醗酵槽の下からワインを抜き取り、上からかけて全体を混ぜること)やバトナージュ(発酵中のワインをかき混ぜること)を行い、ブドウの色、タンニンをゆっくりと抽出させます。
たくさんの工程を経て、ワインが出来ていることがわかります。

醸造所の中へ
選果を終えたブドウは、醸造所の中へと移されます。
造り手や品種、ヴィンテージによっては、すぐに発酵をはじめるのではなく、一時的に低温で留め置き、色調やアロマを抽出する
「プレファーメンテーション・コールド・マセレーション」を行います。

アルコール発酵
ブドウに酵母を加えると、アルコール発酵が始まります。
ステンレスタンクやコンクリートタンク、木樽を用いて行うシャトーもありますが、
発酵中は温度が上がりやすいので、いずれの場合もこのプロセスが終わるまで、
生産者はブドウのそばを離れることができません。


何日もかけて温度や糖度をチェックしながら、
発酵の様子を見守りつつ、
必要に応じて「ルモンタージュ」や「バトナージュ」を行います。
圧搾機
発酵の最中に、ブドウの皮や種などはタンクの上部に集まります。
発酵を終えたら、タンクの下部からワインだけを抜き取ります。
これを「フリーラン・ワイン」と言い、より繊細なアロマと味わいが溶け込んでいます。


残った部分は圧搾機にかけます。
圧をかけて絞ったワインはより強いタンニンがあり、
ボディーを出すために最終ブレンドに一部加えられる場合があります。
「濃密!酸味、渋みもしっかりあります。」
集めた搾りかす
最後に残った搾りかすも、捨てません!
これを利用して作られるのが、ブランデーの「マール」です。
また、フランスの法律により各生産者は収穫量に応じた搾りかすを
既定の場所に納めるよう義務付けられており、
集めた搾りかすはバイオ燃料やエタノール製造に再利用されています。

マロラクティック発酵
この段階の赤ワインは、まだ味わうと酸味が強く感じられます。
これがマロラクティック発酵、そして長い熟成の時を経て、豊かな風味とコクのある味わいが生まれるのです。
今年のヴィンテージは、どんな仕上がりとなるのでしょうか。
完成の時が楽しみですね!
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