日本では、クリスマスイヴが24日、当日が12月25日として知られていますが、実はフランスでは、クリスマスとは別に12月6日の“Saint Nicolas”の日”にもお祝いをします。Saint Nicolasは、現在のサンタクロースの始まりとなった人物と言われており、いまや世界中で愛される存在ですが、今回はその誕生にまつわるちょっぴり怖い逸話をご紹介させていただきます!
ある日、冬の夜道で3人の子供が迷子になってしまいました。さまよううちに、彼らはとある肉屋にたどり着きます。快く迎え入れてくれたのもつかの間、肉屋の店主は子供たちを切り刻んで、塩漬けにしてしまうのです。7年の月日がたち、サン・ニコラがこの肉屋を訪れます。不思議な力で肉屋の悪事を知っていたサン・ニコラは、肉屋に「7年越しの肉の塩漬けがほしい」と言います。悪事が露見したと悟った肉屋は罪を告白、サン・ニコラは子供たちを元の姿に戻してあげます。以来サン・ニコラは子供たちの守護神としてあがめられ現在のように世界中に広まったのだとか。ちなみに、悪事を働いた肉屋は、現在サン・ニコラのお供であり、悪い子を懲らしめると言われている、Pere Fouettard:鞭打ちおじいさんになって、子供たちから恐れられているのだそうです。
皆が大好きなクリスマスのシンボル、サンタクロース誕生の裏にはこんなエピソードがあったのですね。フランスで恒例のクリスマスマーケットは毎年11月下旬頃から各地で開催!街がいつも以上に賑わう、国を挙げたイベントです。皆様も是非、素敵なワインと一緒にクリスマスをお楽しみください♪