旬のフランス便り

第73回目 フランスのイースター、Pâquesパック

フランスのイースター

フランスは政教分離の国ですが、カトリックに由来するお祭りは、今でも国民的なイベントとしてフランスの文化に深く根付いています。クリスマス、バレンタインデーに続く一大イベントといえば、Pâquesパック(イースター)!もとはキリストの復活記念日を祝うお祭りですが、カトリック教徒でなくても、家族みんなで楽しむお祭りとして親しまれています。

フランスのイースター

Pâquesパックが近づくと、パン屋さんやお菓子屋さんの店頭には卵やうさぎ、鶏や鐘のモチーフのチョコレートが並び、ショーウィンドウには春らしいデコレーションがされて街は一気に華やかな雰囲気に。大人も子供も、チョコレートが大好きなフランス人にとって、Pâquesパックは人気の高いイベントのひとつです。バレンタインに負けない勢いで色とりどりのチョコレートが並び、クリスマスに次ぐ量が消費されるのだそう!

とくにこのイベントを楽しみにしているのは子供たちです。家族が集まるPâquesパックの日曜日には、大人が庭や家中に卵型のチョコレートを隠し、子供たちは宝探しを楽しみます。大規模なチョコレートハントのイベントも各地で行われ、楽しげな子供たちの歓声が森や公園に広がると、一層春らしく、明るい雰囲気が増していきます。