旬のフランス便り

第65回目 夏のお楽しみ!新鮮な生肉を使った料理

夏のお楽しみ!新鮮な生肉を使った料理

厳しい暑さに、食欲が減退してしまう夏。とくに火を使う料理はしたくない…!そんな気分のとき、フランス人なら新鮮な生肉料理の一択です!

日本では生の牛肉が食べられなくなって久しいですが、こちらフランスでは一般的な料理のひとつ。

とくに暑い夏の間は、Tartare de boeufタルタル・ド・ブッフ(牛肉のタルタル)やCarpaccio de boeufカルパッチョ・ド・ブッフ(牛肉のカルパッチョ)が人気です。




タルタル・ド・ブッフ

Tartare de boeufタルタル・ド・ブッフは、韓国料理の牛肉のユッケのような感じ。

細かくカットした新鮮な生の牛肉を、玉ねぎやエシャロット、ピクルスのみじん切りとともに混ぜ、セルクルを用いて丸く盛り付けた一品です。

良質な岩塩を振り、お好みでマスタードやビネガー、レモン、ウスターソースなどで味付けしていただきます。

ビストロでは付け合わせにフライドポテトが出てくる確率の高い料理ですが、ボリュームダウンしたい場合はフレッシュなグリーンサラダを添えて。

肉は肉屋で「タルタルにします」と伝えれば、生で美味しくいただける新鮮な部位を切り出してくれます。

ミンチにするのはプロにおまかせもできますが、包丁でみじん切りにするのも不揃いな食感がアクセントとなり楽しいですよ。

カルパッチョ・ド・ブッフ

Carpaccio de boeufカルパッチョ・ド・ブッフならさらに簡単。

スーパーの精肉売り場に行けば、ソースとセットになった状態で年中手に入ります。

薄くスライスされた牛肉をお皿に盛り付け、バジルソースやバルサミコ酢、オリーブオイル、パルミジャーノチーズなどをお好みで振りかければ完成です。

冷たく新鮮な生の牛肉のスッキリとした旨味には、ミネラリティたっぷりの辛口ロゼワインが良く合います。

日本ではなかなか食べられない味ですが、またフランスに来られるようになりましたら是非、挑戦してみてください!