第62回目 ハチミツ大国フランス ~Les Amoureux du Miel~
春の暖かな日差しに誘われて、蜂たちもまた、姿を見せるようになってきました。フランスはヨーロッパの国々の中でもハチミツの年間消費量が多い国のひとつ。
スーパーのハチミツ売り場では年間通してさまざまな種類のハチミツが手に入り、街にはハチミツ専門店も少なくありません。大きめのマルシェに行けば、近くのハチミツ生産者から直接購入することもできます。
フランス産のハチミツは、加熱処理されていない生ハチミツがほとんど。繊細なアロマや産地ごとの個性がそのまま味わえるのが特長で、色や食感にもさまざまな違いが出ます。
こちらフランスでは、「ラベンダー」「アカシア」といった花の種類別はもちろん、「春のハチミツ」「夏のハチミツ」といった季節ごとに異なるハチミツや、「栗の木のハチミツ」というように、日本では珍しいアイテムも見つかります。
フランスの人々にとってハチミツは、パンやパンケーキ、ヨーグルトと一緒に食べるのはもちろん、チーズとあわせたり、肉料理に使ったり、サラダのドレッシングの隠し味にしたりと、日々の生活に欠かせない存在。
それぞれの目的ごとに数種類のハチミツを常備している家庭も少なくありません。日本で一般的な、透き通った黄金色のハチミツ以外にも、不透明で白っぽかったり、クリーミーだったり、ざらっとした質感だったり・・・一口に「ハチミツ」といっても非常に個性豊かで奥深いフランスのハチミツ。
もしお手に取る機会がありましたら、是非味わってみてください。