旬のフランス便り

第56回目 冬のごちそうトロトロ熱々のチーズ料理

フランスでの冬のごちそうといえば、トロトロ熱々のチーズ!日本人の私達が寒くなったら「鍋が食べたい!」と思うよう に、フランスでは多くの家庭で冬の定番料理としてたっぷりのチーズを使ったメニューが並びます。



チーズ1

日本でも有名なFondue au fromageフォンデュ・オ・フロマージュ=チーズ・フォンデュはもちろん定番メニューのひとつです。フォンデュ用のチーズミックスなどもスーパーで簡単に手に入りますが、冬限定のチーズMont d'Orモンドールなら、上をくり抜き、白ワインを入れた後に、丸ごと1個をオーブンで溶かせるのでフォンデュ鍋要らず。カマンベールチーズのような手のひらサイズから売られており、食べ終えた後の片付けも楽なので、気軽に楽しめるごちそうとして人気が高いです。



チーズ2

同じくチーズをトロトロに溶かし、じゃがいもやハムなどの食材にかけて味わうRacletteラクレットも冬に欠かせないメニュー。お店で食べるなら巨大なチーズの断面に直接オーブンを当てて溶かす、ダイナミックな演出を楽しみたいですが、家庭でより簡単に楽しめる専用オーブンも様々な種類が販売されています。こちらはスライスチーズ状にカットされたRacletteラクレットを小さなフライパンに入れて溶かすスタイル。2段構造になっていて上の部分でじゃがいもを温めたり、うずらの卵やソーセージを焼いたりすることもできる多機能モデルが人気を呼んでいます。



チーズ2

他にもReblochonルブロションというチーズを丸々1個使うボリューム満点のじゃがいもグラタンTartifletteタルティフレットや、じゃがいものマッシュにチーズを加え、お餅のようにびよーんと伸びる独特の食感が楽しいAligotアリゴ、熱々のスープにたっぷりのチーズをかけてSoupeà l'oignon gratinéeスープ・ア・ロニオン・グラティネ=オニオングラタンスープなどなど...寒さがスパイスとなり、より一層美味さが増して感じられるフランスのチーズ料理。冬の間にたっぷりと堪能しておきたいですね。